本物を見分ける目を養う。

毎年、茶の湯寺子屋・ビジネス茶道の参加者対象に行われている夏の特別企画研修です。
今回は漆器の研修を行いました。
福井県の荒井正直堂様より漆器の行程、魅力、使い方、良い漆器の見分け方の研修でした。
お茶の時に使う棗を例にとって漆器について解りやすくお話を頂きました。
棗の1週間でできるもの、3ヶ月でできるもの、15年かかるもの。実際に手に取って見分け方を教わる。
15年の歳月を要する棗の行程と1週間でできるものの違いのポイントが説明され、手に取って違いを確認する。1つの棗の裏側に大勢の人が介在し、ものを作る職人さん達の心入れが伝わってくる。ものを扱う大切さ、良いものを長く使う楽しさを教えて頂きました。
現代文明は効率、効率を追い求めて突き進んでいるが、本当に幸せになるのかと疑問が湧く。茶の湯は効率の悪い炭でお湯を沸かす。お湯が沸くまで時の流れ、鳥の声、風の声、雨の音を聞きながら静かに待つ。そんな無駄とも云える時間が何とも云えない。

非効率が故に心を遊ばせることができる。効率を追う現代には人生のバランスを取る為に非効率な部分の必要性を感じる。
10月には呼庵で誰でも気軽に参加できる雪月花 月の宴がある。月の出に合わせてお茶を飲む。闇と月、和ろうそくの幻想的な世界。

http://www.0877koan.com/sgk

 

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