茶の湯のアナログ的な生き方

茶の湯のアナログ的な生き方

茶の湯は濃茶という一服のお茶を点てるために行うおもてなしだと言っても過言ではないと思います。
どんなことをするかと言いますと
1、迎えるお客様の人数を把握し、それによって炭の太さを決め、水洗いし乾かしておく。
2、炭の火力が一番強い高さに炭を入れる底を作る。
3、お客様が見えてから目の前で炭を継ぎ、水から沸かして行く。
4、食事が終わる頃に釜の沸音が出るようになれば成功です。
  お客様の人数によって時間が変わるため炭を継ぐ時には気を使います。
このようなアナログ的な生き方は便利さの中で失われて行く感じる心を取り戻すためにもこれから必要になってくるのではないかと思います。
便利さとは人間の進化ではなく、退化であるように思います。

茶の湯で使う一番お茶が美味しくなる湯の温度は「峠の松風」という湯相である。
この湯相を作ることがお茶の技量になる。

今回は朝茶というお茶会でお客様は朝の6時にお見えになりました。
当然、もてなす方は2時間前には準備にかかります。
朝茶のご馳走は朝の涼しさなので、水撒きには神経を使います。

朝ごはんを裏方になった人が作って行きます。
今回の向付は
鮎の風干し  大根甘酢 花穂

八丁袱紗仕立て  白玉 オクラ 溶き辛し

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