物を少なくし、心を満足させる。

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写真はお茶で使う台所(水屋)です。
呼庵の水屋には水道を付けておりません。桶に水を汲んで使います。
お茶で使う水屋というのは棚も貧弱そうにできております。なぜそのようにできているのかと云いますと丁寧に物を扱う為です。よく見ると置く位置も流派によっては多少違いますが、コンパクトに置けるように作られております。釘の打ち方にも計算され、美しく置けるようになっております。

水道がないと使いづらいと思うかも知れませんが、あえて不便な使い方をするのです。
最初は沢山、水を入れて使っているうちに水を徐々に少なくして行きます。ギリギリまで桶の水を少なくして行きます。そうして行く内に心が動いてきます。
自分でギリギリまで挑戦して行くと心が充実し、満足感がてきます。
このような考え方は茶の湯のすべてに通じます。現代は物の豊かさを一つの基準にしておりますが、物を少なくして心を満足するやり方が茶の湯の中に残っております。物を少なくし、良い物を長く使いたいと思っております。これも心を満足させる断捨離ですね。

 

 

 

 

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